こんにちは。
僕は現在、地元の優良IT企業で社内SE(情シス)として働いている50代前半の会社員です。
今でこそ社内SEとして落ち着いた働き方ができていますが、
ここに至るまでの経歴は正直かなり悲惨でした。
・学歴なし
・転職回数多め
・IT実務経験ゼロ
・年齢は40代後半(転職当時は50歳)
いわゆる「転職市場では底辺寄り」の人間だったと思います。
そんな僕が、未経験から優良IT企業の社内SEに正社員として採用された理由と、
そのために実際にやったことを包み隠さず書いていきます。
これから社内SEを目指す方、
特に「年齢がネックで動けずにいる方」の参考になれば嬉しいです。
社内SEとは
社内SEとは、いわゆる情シス(情報システム部門)の仕事です。
仕事内容は会社によって本当に幅広く、例えば以下のような業務があります。
・社内PCやアカウントの管理
・ヘルプデスク対応(問い合わせ対応)
・各種システムの運用・保守
・業務効率化ツールの作成
・ベンダーコントロール
・IT統制、セキュリティ対応 など
「楽な仕事」という誤解について
巷ではよく
ノルマもなく淡々とこなす事務職
定時帰りが当たり前
と言われがちですが、これは半分正解で半分間違いです。
確かに
・営業ノルマはない
・突発対応がなければ定時で帰れる職場も多い
というのは事実です。
ただし
・障害対応
・システム入れ替え
・セキュリティインシデント
が発生すると、普通に残業や休日対応もあります。
とはいえ、全体的にはワークライフバランスを取りやすい職種で、
プライベート重視の人にはかなり相性が良いのも事実です。
社内SEのデメリット
一方で、以下のような弱点もあります。
・人気職種のため倍率が高い
・社内では「コスト部門」扱いされやすい
・評価されにくく、給与が頭打ちになりやすい
このあたりを理解したうえで目指すことが大切です。
スキルも実務経験もないなら、まずは派遣のヘルプデスクを狙うべき
結論から言います。
40代・50代、未経験でいきなり社内SE正社員はほぼ無理ゲーです。
だからこそ、僕は
👉 派遣の社内ヘルプデスク
を入口にしました。
派遣ヘルプデスクが狙い目な理由
・大手企業の情シス業務は派遣に任せているケースが多い
・派遣会社経由だと、有名企業の案件が普通に出てくる
・正社員では通らない年齢・経歴でも、派遣なら採用されやすい
つまり、
一流企業での実務経験を「派遣」という形で積めるんです。
ヘルプデスク=IT業界の底辺、は間違い
よく言われますが、これは完全に誤解です。
「スキルが身につかない」と言われがちですが、
それは本人が何もしなかった場合の話。
実際の社内ヘルプデスク業務は、
・電話/メール対応
・FAQ、マニュアル作成
・申請処理
・PCセットアップ
・新人教育
・eラーニング対応
・簡単なツール作成
など、意外と幅広いです。
しかも社内対応のみなので、
コールセンターのようなクレーム地獄はほぼありません。
社内SEになるために取った行動
ヘルプデスク業務をこなしながら隙間時間でスキルを身につける
僕が派遣で入った現場では、
正直に言って時間がかなり余りました。
会社にもよりますが、
ヘルプデスク業務は波があり、暇な時間帯も多いです。
ここで何をするかで、
3年後の未来が完全に分かれます。
僕の周りでは、
・スマホを触る
・ネットサーフィン
・お菓子を食べる
・堂々と居眠り
という人が大半でした。
でも派遣の契約は最長3年で終了。
その後、社員になれるかどうかは
「この人がいなくなったら困るか?」で決まります。
50歳目前の僕にとって、
「代替可能な人材」は即終了を意味していました。
そこで僕は隙間時間を使って、
・Excel VBA
・Windowsバッチ
・PowerShell
を独学で習得しました。
情シスではVBAマクロが最強の武器となる
これは断言できます。
・Excelを使う業務がとにかく多い
・データ集計、資料作成、メール送信が日常茶飯事
・意外とVBAが書ける人が少ない
だからこそ、
VBAで業務を自動化できる人は本当に重宝されます。
WindowsバッチやPowerShellも、
PC管理や定型処理の自動化で非常に役立ちました。
VBAマクロで業務効率化を行い、定型業務への導入を目指す
僕は「勉強して満足」で終わらせませんでした。
・毎月手作業でやっている業務
・ミスが多い業務
・誰もやりたがらない業務
これらを見つけては、
VBAでツール化 → 提案 → 実運用
を繰り返しました。
派遣期間3年が終わる頃には、
・僕が作ったツールが複数の定型業務に組み込まれる
・今も普通に使われている
という状態になっていました。
つまり会社からすると、
この人がいなくなると運用が回らない
という状況です。
結果として、
50歳の未経験出身の僕でも、正社員として採用されました。
まとめ
僕が社内SEになれたルートは、かなりシンプルです。
- 派遣社員として社内ヘルプデスクに応募する
- 隙間時間でVBAマクロを習得する
- 派遣期間3年の間に業務効率化を実現し、作った仕組みを定着させる
これだけです。
学歴も、資格も、華やかな経歴も不要でした。
必要なのは、
「この会社に必要な人材になる」という視点だけ。
年齢を理由に諦めている人ほど、
派遣というルートは一度本気で検討してみてほしいです。
今後も、
社内SEのリアルや、情シスの生存戦略について書いていきます。

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